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高野山真言宗 西泉寺

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淡路四国八十八カ所霊場 第43番札所 本尊 大日如来

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四十九日間の祭壇について

中陰壇の準備

 祭壇と聞くと、葬儀場にある大きなものを想像されるかも知れませんが、葬儀が終わり、火葬場から自宅に戻ったお骨を安置するための仮の祭壇のことを「中陰壇(ちゅういんだん)」と呼びます。この中陰壇は毎週の逮夜参りをはじめ、四十九日法要が終わる忌明けもしくは納骨が済むまでお骨や仮位牌を安置する場所として使われます。その他にも、弔問に来てくださった方が手を合わせる場所でもあり、忌明けまで故人を偲び冥福を祈る大切な場所です。

掛け軸と中陰壇のバランス

中陰壇の飾り付け方法

場所と向きについて

 中陰壇を設置する場所は、床の間があればその床を利用します。床の間がなくてもお仏壇があれば、お仏壇の前か傍らに設置しますが、いずれにしても方角は南向きもしくは東向きが良いと思います。間取りによっては難しいかも知れませんが、北向きになることだけは避けてください。

飾り方について

 まずはじめに、上の写真の通り白布を掛けた三段の中陰壇を準備します。ただし場所の都合によっては、三段ではなく小さな机を準備して簡易な形で設置する場合もあります。

背面

 四十九日間お導きいただく仏さまと真言宗の宗祖弘法大師さまの掛け軸を準備します。中央に十三仏・右側に弘法大師・左側に不動明王を掛けます。そしてそれぞれに対して、毎日ご飯とお茶を一組ずつお供えしてください。

掛け軸を掛ける順番について

上段

 中央に遺影、左右には三段盛を並べます。信仰の対象物でない遺影は上段に置くべきではありませんが、下段に置くと影を作ってしまいますので便宜上上段に置くと理解してください。三段盛には上から、果物・餅・菓子の順でお供え物を乗せます。ここのお供え物は毎日交換する必要はありませんが、傷まない程度の時期に交換しましょう。

中段

 ご供養を行う上で非常に大切な白木位牌を中央に、左右にはお骨と七本塔婆をお祀りします。一番外側にロウソクを一対置きます。風呂敷に包んだままのお骨をよく目にしますが、風呂敷は運ぶ道具ですので、ここでは必ず外してお供えします。

下段

 中央には霊供膳をお供えします。ご飯は先祖さまの分が一番、自分たちは二番目です。毎朝、炊きたての暖かくて良い香りが立つ内に、湯気の立つお茶やおかずを揃えてお供えしてください。左右には花立てを置き、菊やカーネーションなどの仏花やシキミ・高野槙といった常緑葉を入れます。トゲのある花や匂いの強い花は避けてください。
 他に、いただいたお供物や故人が好きだった物があれば一緒にお供えしましょう。

お供え物の向きについて

 霊供膳やいただいたお供物を置く向きには注意してください。祭壇にお祀りされている先祖さまは、私たちと向かい合っています。全てのお供え物は相手(先祖さま)に差し上げる訳ですから、向こう側から見た時に正面となるよう、向きをひっくり返してお供えします。自分から見れば逆を向いているようにしてください。


 四十九日間はロウソクやお線香を絶やすことのないようにしてください。最近では一度着けると半日程持つ渦巻き線香もあるので、朝のお参りは棒線香、普段は渦巻き線香という風に使い分けが出来ます。
 ロウソクもお参りする時は使用して、それ以外の時は電気式の提灯をご活用すれば良いと思います。
 ご先祖さまは明かりや香りを頼りにしますので、切らすことのないように丁寧にお祀りしてください。

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