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高野山真言宗 西泉寺

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淡路四国八十八カ所霊場 第43番札所 本尊 大日如来

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葬儀後、供養はどのようにすれば良いの?

葬儀は突然行うことが多く、葬儀屋さんに任せることが一般的となっています。

しかしその後も長い年月に渡ってご供養が続くわけです。むしろ、今からがスタートとも言えるわけで、いつまで・どのように供養をすれば良いのか? 疑問をお持ちの方も多いと思います。

以前であれば、身近な親族や一族の年長者が法事のタイミングや準備の段取りなどを教えてくれましたが、核家族化が進む現代ではこのような機会は少なくなっています。

あとの時代を生きる私たちは、ご先祖さまへ良い報告がいつでもできるような日々でなければいけません。「今日は何回忌の法事に、みんなで集まることができましたよ。子供や孫が増えました」という気持ちで集まり、お墓参りができるのは素晴らしいことです。

 

そこで、ここでは法要を営むタイミングを説明しながら「ご供養の数え方・考え方」
「年忌法事の流れ」などについて解説します。

ご供養の疑問を解決する3つのキーワード

  • 年忌供養の数え方・考え方
  • 葬儀から1年内の法事の流れ
  • 葬儀から1年以降の法事の流れ
  • まとめ

年忌供養の数え方

年忌供養の数え方は、故人が亡くなった同月同日である祥月命日を基準に数えるため、故人が亡くなった日を1日目、亡くなった年を1年目と考えます。

 

私たちが年齢を聞かれると、今の時代は満年齢で答えますが、仏事では基本的には数え年で数えます。ただし、亡くなって満1年目だけは一周忌と呼ばれます。

 

その翌年に行う法事は三回忌と呼ばれ、以降は七回忌は6年目、十三回忌は12年目と続いていきます。

 

いずれの法事も本来は祥月命日に法要を営むことが基本ですが、現在では遠方からの参列者や仕事の都合も考慮して、週末などの集まりやすい日時に行うことも珍しくありません。

 

ただし、この際には命日を過ぎて法事を営むことは良くないと考えるため、祥月命日以外で予定を組む際には祥月命日よりも早い日程で法事を計画しなければいけません。

葬儀から1年以内の法事の種類

初七日から四十九日法要

  • 初七日法要

   亡くなった日を含めて7日目に営む法要です。 
   最近では葬儀の当日、火葬が終わり       
   還骨を待って行われることが一般的で、
   引き続き多くの参列者が参加します。

 

  • 二七日法要から四七日法要

   亡くなって14日目と21日目、28日目までの週に一度、住職が自宅に伺いお勤めを
   します。家族のみで営むことが多数です。

 

  • 五七日法要

   亡くなって35日目に営む法要で、千光寺で「団子ころばし」を行った後、自宅で
   営みます。葬儀後、はじめて大勢が参列する法要であり、都合によっては直前の
   休日に繰り上げて営むことが多々あります。

 

  • 六七日法要

   亡くなって42日目に住職が自宅に伺いお勤めをします。家族のみで営むことが
   多数です。

 

  • 七七日(四十九日)法要

   亡くなって49日目に住職が自宅に伺いお勤めをします。五七日法要に多数のお参
   りがあることから、家族のみで営むことが多数です。
   この日は満中陰と呼ばれ、予め製作しておいた本位牌を仏壇に納め、これまで使用
   してきた白木の位牌は菩提寺に納め、祭壇の片付けをします。

 

百ヶ日法要

四十九日までの法要は、故人が成仏するために営まれるものと考えます。亡くなって100日目の「百ヶ日」法要は、新しく仏となった故人をご先祖さまとしてお祀りする法要です。この頃には遺品整理も一段落していることから、安心してもらう意味でも、自宅の仏壇前で住職がお勤めをします。

 

初盆法要

亡くなってから、はじめて迎えるお盆のことを
「初盆」「新盆」と呼ばれます。灯籠ににロウソクを灯すことから、淡路島では「火とぼし」とも呼ばれています。
当寺では8月1日~7日の間に各家に伺って初盆法要を行います。

葬儀から1年以降の法事の種類

一周忌法事

亡くなって満1年目に営みます。命日を過ぎて法事を営むことは良くないと考えるため、祥月命日にこだわることなく、事前に参拝者の都合を考え早めに営みます。
法事は自宅または寺院で行い、終了後には卒塔婆を持ってお墓参りに向かいます。

三回忌から三十七回忌法事

三回忌法要は故人が亡くなってから満2年の命日に行う年忌法要です。

三回忌法要は3年目の命日と勘違いする方もいますが、「年忌供養の数え方」で説明したように、亡くなった年を1年目として数えます。

誤解がないよう、この点については十分に注意しましょう。三回忌以降の法事は次のように「3」と「7」のつく年に営みます。

  • 三回忌
  • 七回忌
  • 十三回忌
  • 十七回忌
  • 二十三回忌
  • 二十七回忌
  • 三十三回忌
  • 三十七回忌

五十回忌法事

故人が亡くなってから満49年目の命日が五十回忌となります。この頃になると故人を直接知る者が少数に限られるが、年忌供養の節目であるから、各方面へ声を掛けて法要を
営みます。

まとめ

一般に「法事」と呼ばれる法要は、故人があの世で苦しむことなく悟りの境地を得られるように追善供養を捧げることです。そして、ご先祖さまを偲ぶとともに自らが生を受けたことを感謝する行事でもあります。

毎月の命日に故人の好物を仏壇にお供えして家族でお参りする「月忌(がっき)命日」や、亡くなった日と同月同日にあたる祥月命日には、その年に合わせた年忌法要を営みます。

法事の日取りはまずお寺に相談し、参拝者の都合で休日に営むのであれば祥月命日より
早めの日を選ぶようにしましょう。

会場は自宅・寺院いずれでも構いませんが、法事の後にはお墓参りに行くことも考慮する必要があります。

日時や会場が決定したら、参拝して欲しい方々へご案内状を差し上げます。先方のご都合もあるでしょうから、遅くとも1ヶ月前には知らせて、出欠の返事をまとめ、粗供養の品を手配したり食事準備を行いましょう。

 

仏事ごとは地域によって風習も違います。迷ったり困った時には、遠くの親戚よりご近所の方や、住職に尋ねることをお勧めします。

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